73年の12月に発売されたBCLラジオです。
今ではBCLラジオの嚆矢はスカイセンサー5500、ダイヤル直読式の始まりは同5900、
そして今も色褪せない本命の名機はナショナル クーガ2200、と言うのがBCLファンの皆様の定説でしょう。
それでも門外漢の小生が異を唱える様な話では無いのですが、少なくともダイヤル直読式を最初に製品化したのはこのサウンド750GSです。
東芝はこの750GSの後にTRYX 1600、1700と言う佳作を出しており、特に1600は今でも根強い人気が有ります。
此方でも1600は3台程扱い、ダイヤルスケールのフィルムが剥がれて悲惨な状態のものが多いのですが、それ以外は故障は少なく、性能も音も良いのでいじるたびに感心する一台です。
但し、繰り返しますがダイヤル直読を最初に製品化したのはこのGSです。LC発信機(ソニーのような高級なクオーツ発信機では無い)による補正信号で右側メインダイヤルでゼロビートを調整、更に
左側サブダイヤルで細かな微調整で狙った局を見つけ出す、と言う方式は当時極めて画期的な物でした。
但し、BCLのコアなファン以外は小生を含めて周波数直読と言われても何の事か分からず、地味な東芝のラジオという事で注目を浴びる事はあまり無かった様です。
更にこのモデルの不幸は同じデザイン、略同じ価格と性能でTV音声が聴けるGSTと言うモデルがあった事でしょう。一応このGSTでも短波は付いており、さらにTVの音まで聴けるという事で、普通はGSTを購入するケースが多かったであろうと思います。その証拠にオークションではGSTを目にする機会がはるかに多い様です。
発売時点での不人気モデル、しかしながら実際はエポックメイキングな一台、という事でネットを見ると
このモデルを探している方は割と多い様で、小生も興味は有りつつもこのモデルを手にするのは今回が初めてです。
東芝がこの時期略全てのモデルに使っていたアルニコの9.2cmスピーカー。出力2.6Wは結構実力があり、同時代のソニーのTHE11よりも帯域は広く、大音量にも強い良い音です。
キャリブレーション付きの短波の受信性能は高いものの、TRY X1600の方が使い勝手としては良いと感じました。
電池とACコードはお付けします。
アンテナとメーター切替スイッチ、電池蓋は代替品。全ての動作OKです。
| 商品の状態 | 傷や汚れあり |
|---|---|
| ブランド | 東芝 |










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